箕面を、もっと好きになる。

Instagram LINE 問合せ

箕面の夜が燃える!大迫力の「まんどろ火祭り」に行ってきた

19時開始のところ、ギリギリの18時50分にみのおキューズモールへ到着。あぶないあぶない。

あちこちにポスターが貼ってあって、ずっと気になっていた「まんどろ火祭り」。いよいよ今日がその当日です。

さて、どこでやってるんやろ……ん? 耳を澄ませると何やら聞こえてくるぞ。

ま〜んど〜ろ、火〜と〜もせ〜♪

ま〜んど〜ろ、火〜と〜もせ〜♪

ま〜んど〜ろ、火〜と〜もせ〜♪

なんやこの、やけに耳に残るわらべ唄は!笑

唄声とともに、提灯や小さな松明を持った子どもたちが列をなしてやってきました。

緑豊かな千里川沿いを、ハッピを着た子どもたちが親御さんと一緒に歩く姿。なんて平和な光景なんでしょう。(ぼくの地元、コテコテの大阪市内では絶対にお目にかかれない)

しばらく見ていると、列がUターンして帰ってきました。なるほど、行きと帰りで川の両岸の土手をぐるっと歩くコースなんですね。

日が落ちて辺りが暗くなるにつれて、手持ちの松明と足元に並んだ灯りがポツポツと浮かび上がって、これまたすごく美しい。

参加している子どもたちにとっても、きっと最高の夏の思い出になっただろうなあ。

え、なんか来た

さて、子どもたちの行列も見送ったし、これでまんどろ火祭りも終わりかな? と思っていたら、遠くからアナウンスが。

「次は、くろまつを持った大人の〜」(ん? くろまつ? よく聞き取れなかったけど、なんかすごいやつが来るのかな?)

どうやらまだ続きがあるみたいなので、そのまま川沿いで待機していると……

!?!?

ナンジャコリャーーー!!!

両端に火がついた長〜〜い竹を、お兄さんが肩に載せてブンブンと勢いよく振り回しています。

炎が回るたびに飛び散る火の粉。そして見ているこちらにまで届く熱気。

まんどろ火祭り、こんなにダイナミックなイベントだったとは……!

* * *

と、その迫力に圧倒されていると、再びアナウンスが。

「続いては、原田市長です〜!」

(お、市長や。まあ安全な小さい提灯でも持って、にこやかに歩くんやろな〜)

!?!?

いや市長もそれ回すんかーーい!!!笑

ハッピの背中には「市長」の文字!

市のトップ自ら、バチバチに火の粉を散らして大松明を担ぐスタイル。さすがは我らが原田市長、さすがすぎます。

そして最後は、巨大な松明を持った若者がダッシュで登場。

途中で片側の火が落ちるも、お構いなしの勢いで突っ走っていきました笑

そもそも「まんどろ火祭り」って何のお祭り?

いや〜、すごい熱気でした。

でも、そもそもこの「まんどろ火祭り」って、一体いつから、何のためにやってるんでしょうか? サクッと3つのポイントで解説しますね!

300年続く「3つの願い」

実はこれ、火除けの神様である京都・愛宕神社から、はるばる「西国街道」を通って伝わったと言われています(171号線、通称“いないち”と並行して、箕面を東西に横断しているあの歴史ある道ですね!)。

そんな由緒ある「お盆の送り火」に、「農作物の虫除け」「豊作祈願」という3つの意味合いがミックスされた、人々の暮らしに寄り添うお祭りなんです。

ちょっと豆知識
お隣・池田市の「がんがら火祭り」も、実は同じく京都・愛宕山にルーツがあるそうですよ!

昔のスケール、実は桁違い

今は川沿いを歩くルートですが、昔は萱野周辺の10ヶ村がいっせいに山の愛宕神社から火をもらっていたんだとか。

たいまつの火が「一文字」に連なって山を下りてくる姿は、非常に美しく壮大な光景だったと言われています。

一度は途絶えるも、市民の力で復活

周辺の都市化などで一度は途絶えてしまったこのお祭り。しかし、「地域の伝統行事を絶やしてはいけない」と立ち上がった市民の皆さんによって、2004年(平成16年)に見事復活を遂げました。

今こうして楽しめるのは、地元の方々の熱意のバトンが繋がっているからなんですよ。

まとめ

子どもたちの可愛い行列から始まり、大人が本気でぶん回す大松明まで。地域の人が一体になって盛り上げている熱量が、ひしひしと伝わってくる夜でした。

写真や文章だけじゃ、あの熱気や松明が爆ぜる音までは到底伝えきれません。気になった方は、ぜひ来年の夏、現地へ足を運んでみてくださいね!

INFORMATION
EVENT
まんどろ火祭り
DATE
毎年8月・お盆の頃の土曜に開催
2026年は8月8日(土)に開催されました
PLACE
みのおキューズモール 千里川沿い
Google Mapsで見る
ORGANIZER
かやの中央まち育て交流会
あとがき
「ま〜んど〜ろ、火〜と〜もせ〜♪」この記事を書き終えた今も、脳内でリピートが止まりません。誰か止めてください。

箕面が好きすぎるあまり、勢いで「MINOH LIFE」を立ち上げてしまった人。 本業はフリーの編集者・ライター。Webメディアのディレクションをはじめ、企画から取材・撮影・執筆、そしてサイト制作まで一貫して手がけています。 ▍略歴 ・新卒で旅行会社『阪急交通社』にて法人営業に従事 ・その後、アウトドアメディア『CAMP HACK』編集部を経て独立 ▍これまでに携わったメディア・企業さま ギズモード・ジャパン、GO OUT、楽待新聞、サンケイリビング新聞社、PR TIMES、デザインプラス(TCD)、バイチャリジャーナル、訪日ラボ、ナレソメノート ほか多数 → お問い合わせはこちら

関連記事