あの立派な建物、実は中に入ってお食事ができるってご存知ですか?
今回お邪魔したのは、滝道の道中にある「音羽山荘」さん。
窓から見える美しい緑と大正ロマンな空間に、すっかり心を奪われてきました。
滝道に佇む、大正ロマン
お店の場所は、阪急箕面駅から北へ歩くこと約7〜8分のところ。

趣ある滝道沿いでも、ひときわ目を引くこちらの建物が「音羽山荘」さんです。


このお屋敷、建てられたのはなんと大正15年と、今年でちょうど築100年を迎えるホンモノの歴史的建造物。
国定公園である「明治の森 箕面」の豊かな自然に、見事に溶け込んでいます。

建物のすぐ隣を流れるのは、美しい箕面川。
なんでもこの川には、天然記念物のオオサンショウウオがおよそ200匹も生息しているそうですよ。

音羽山荘さんは完全予約制ということもあり、入り口では時間に合わせてスタッフさんが外でお出迎えをしてくれていました。
丁寧なエスコートのもと、いざお屋敷の中へ入ってゆきましょう。
緑を望む空間で、贅沢ランチ
今回予約したのは、こちらの個室。

当時の職人が手作りしたという「大正硝子」越しいっぱいに、箕面の豊かな緑が広がっています。

メニューを見てみると、とてつもない文字の量。いったい何品出てくるのでしょうか……(笑)。
ほどなくして、先付から始まり、向付、冷やし鉢とテンポ良くお料理が続きます。




「葉月(8月)懐石」ということで、ガラスの器や鮮やかな青色のお皿など、涼しげな盛り付けが目を引きます。
そして何より、お出汁が本当に美味しい。口に含んだ瞬間、上品な香りと深い旨みがふわっと広がります。向付のお刺身も新鮮で、身がぷりっぷり。
目と舌の両方で楽しめる和食って、やっぱりいいなあ。

続いて運ばれてきたのは、木の箱に入った「焼八寸」。
実はこちら、妻の分を撮らせてもらいました。
というのも、目の前に置かれた瞬間、あまりに美味しそうで写真を撮る前にうっかり自分の分に手をつけてしまったからです(笑)。

ここで、いよいよコースのメインとなる台物「鰻の柳川風小鍋」へ。
目の前で火にかけられ、グツグツ煮える音。甘辛いお出汁の香りがフワッと漂ってきて、たまらなく食欲をそそります。

良い頃合いになったら、溶き卵をサッと回し入れて……。

半熟になったところで、熱々を器へ。
鰻の旨みをたっぷり吸ったお出汁とフワフワの卵。こんなの、美味しいに決まってます。

たまらずビールを注文(笑)。
熱々を口に運び、すかさず冷えたビールを流し込む。これはもう、ビールが進む進む……。

メインの余韻もそこそこに、運ばれてきたのは黄色い器が可愛い「蓋物」。
「これ、なんていう料理?」と思ったら、馬鈴薯(じゃがいも)のお饅頭でした。
とうもろこしの甘みがギュッと凝縮された濃厚な餡。そこにピリッと効いた黒胡椒が絶妙なアクセントになっています。

美味しすぎて、器ごと餡を飲み干す。笑

コースの締めくくりは、ちりめん山椒御飯のセット。
山椒が香るご飯を味わい、温かいお味噌汁でホッと一息つきます。

食後のデザートは、夏らしいマンゴージュレ。
お腹がいっぱいでも不思議と食べられてしまう、爽やかな甘さです。

大正ロマンを感じる空間でいただく、一つひとつ丁寧なお料理。
ただ美味しいだけでなく、日々のバタバタを忘れさせてくれるような、実に贅沢な時間でした。
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大満足で部屋を出たあと、少しだけ他のお部屋も見学させていただくことに。


館内は、どこを切り取っても本当に絵になります。

ちなみに、個室以外でお食事をする場合はこちらのダイニングルーム。ぐるりと囲む大きな窓から庭の緑が見渡せて、開放感あふれる空間です。
家族の集まりや、特別なお祝いの席なんかでも絶対に喜ばれますね。
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夕食:17:00〜21:00
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
・懐石料理「六花」 5,500円
・懐石料理「月華」 7,700円
・寿司懐石(1日8席限定) 5,800円
・懐石料理「雪」 11,000円
・懐石料理「月」 13,800円
・懐石料理「花」 17,500円
・寿司懐石 13,800円 / 17,500円
※完全予約制(前日17時まで)。
※箕面駅周辺の有料駐車場をご利用ください。店舗前の滝道は車両進入禁止のため、駅から徒歩(約8分)となります。