阪急箕面駅のすぐ近くで、あきらかにそこだけ「昭和」の異彩を放っている純喫茶・サイドさん。
前を通るたび、どうにも気になっていたその扉を、今回ようやく開けてきました。
純喫茶・サイドさんへ
こちらが「サイド」さんの外観。

どうですか、この渋すぎる佇まい。純喫茶好きならずとも、ビンビンにそそられる「何か」を感じずにはいられないはずです。
それでは、さっそくお邪魔してみましょう。
おぉ……!
これは、まさに思い描いていた通りの世界線。いや、長年刻まれてきたリアルな空気感や調度品のツヤは、完全に想像の上をいっています。
ぼく自身、昭和の「本物の純喫茶」をリアルタイムで過ごした世代ではありません。
だからこそ、今なおこうして当時のまま大切に残されている空間に出会うと、どうしようもなく心惹かれてしまうんですよね。
席に腰を下ろし、メニューを拝見。
ピラフにスパゲティ、そして各種トースト。これぞ王道、こういう空間でこそ食べたくなるラインナップがずらりと並んでいます。
ちなみに「イタリアン」って、「ナポリタン」のことで合ってますよね?
いざ実食。「こういうのが良いんだよ」
ということで今回は「たらこスパ」を注文。

「こういうので良いんだよ」
いや、
「こういうの“が”良いんだよ」
思わずそう言いたくなるような、潔いほどシンプルなたらこスパゲティが運ばれてきました。
それでは、いただきます。

ん〜、うまい!!!
やっぱり、間違いない。
気取らない素朴な美味しさが、この居心地の良すぎる空間と相まって、控えめに言って最高です。

マスターにお話を伺ってみると、なんと創業は1960年だそう。
今は2026年だから、えーっと……66年! すごすぎる。
いま、阪急箕面駅前では少しずつ再開発が進んでいますが、こういうお店だけは、どうかいつまでも残っていてほしいなあ。
◇
時代が変わっても色褪せない、愛すべき純喫茶。
次こそは、あの「イタリアン」の正体を確かめにこようと思います。ごちそうさまでした!
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※不定休






