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【箕面エコトラック踏破:ハイク編 #01】大滝ハイキングルート

2026.04.12

ジャパンエコトラック」ってご存知ですか?

あの「モンベル」などが提唱する、登山や自転車といったアウトドアアクティビティで、地域の自然・歴史を満喫するという”新しい旅のスタイル”のことです。

日本各地に公式ルートが広がりつつある中、関西で見るとまだわずか4ヶ所のみ。そして、大阪府内で唯一の認定を受けているのが、なんと「箕面市」なんです

そう、箕面の山々は、全国レベルで認められた”極上のアウトドア・フィールド”。多くの人が思い浮かべる「大滝」や「紅葉」は、その魅力のほんの入り口に過ぎません。

そこで当メディアでは、箕面市のジャパンエコトラック「全ルート踏破」に挑戦し、この街が誇る、すばらしい自然環境の魅力を発信していきます。

記念すべき第一弾は、まさにそのプロローグとも言える『箕面大滝ハイキングルート』から!

箕面大滝ハイキングルートの概要

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START / GOAL
阪急箕面駅
周回ルート
箕面駅 〜 大滝 〜 姫岩 〜 箕面駅
ROUTE NO.
35-10
距離
5.5
km
所要時間
2
時間
体力レベル
最大標高差
100
m
獲得標高
284
m

箕面市のジャパンエコトラックには、トレッキングが6コース、サイクリングが4コース登録されています。そのなかで今回レポートする「箕面大滝ハイキングルート」は、最も難易度のやさしい入門編

まず往路は、舗装されたいわゆる”いつもの滝道”を歩いて箕面大滝を目指します。

往路はいつもの滝道

そして、復路は打って変わって、少しだけ本格的な登山道へ(とはいえ、ゴールは出発地点と同じ阪急箕面駅なのでご安心を!)。

復路はちょっとだけ本格的

「こんな道あったんや」「こっちの道もめっちゃええやん」。ぼくが初めてこの裏道へ足を踏み入れたときの感想です。

大半の人は滝道をそのまま往復して帰ってしまいますが、それはちょっともったいない!

「箕面の滝は何回か行ったことあるで」。そんな方にこそ、ぜひ歩いてほしい。きっと、”滝道の新しい顔”に出会えるはずですよ。

実際に歩いてみた

それではここから、実際にコースを巡った様子を写真とともに振り返ります。

箕面駅〜瀧安寺 | 趣あるレトロな建築を横目に

旅の始まりは、どこか懐かしい雰囲気の漂う阪急箕面駅から。

旅の起点、阪急箕面駅。ここから「ジャパンエコトラック」の冒険が始まる。

開店前の静かな商店街。朝の澄んだ空気を感じながら、のんびりと歩を進めます。

昔ながらの商店と、洗練されたモダンな店が立ち並ぶ商店街。

滝道の序盤を彩る、見事な建築美の「音羽山荘」。いつ見ても惚れ惚れする佇まいです。(めちゃくちゃ余談ですが、婚姻届を出した日の記念ランチをここで食べました。笑)

大正15年建築の邸宅を再生した「音羽山荘」。かつての風光明媚な行楽地・箕面の風情を今に伝える。

瀧安寺の境内に流れる厳かな空気には、何度訪れても背筋が伸びる思いです。

日本最古の弁財天を祀る瀧安寺。富くじ(宝くじ)発祥の地としても知られている。

深い緑に映える鮮やかな朱色の橋。その美しさに目を奪われつつ、ここから先はいよいよ森の奥へと進んでいきます。

瑞雲橋。この橋を境に、景色はよりいっそう深き森へと表情を変える。

瀧安寺〜大滝 | 渓流のせせらぎと共に、緑深まる森の奥へ

瀧安寺を過ぎると道はさらに木々に覆われ、柔らかな木漏れ日が差し込む静かな空気へと変わっていきます。

朝の静寂が満ちる、森の入り口。

少し目線を落とすと、切り株にそっと添えられた椿が季節の移ろいを教えてくれました。

誰かが置いたのか、切り株に生けられた椿。登山客や地元住民の温かな心遣いが垣間見える。

通るたびに「おでんが美味しそうやな」と気になっている茶屋。今日は朝早かったこともあり、お店はまだ準備中のようです。

大滝まではもう一踏ん張り。最後の上り坂を、心地よい疲労感とともに一歩ずつ進んでいきます。

大滝まではあと数百メートル、期待感が高まるラストスパート。

箕面大滝 | 「日本の滝百選」に名を連ねる名瀑

ついにたどり着いた目的地。轟音とともに真っ直ぐに落ちる大滝の迫力を前にすると、これまでの疲れが一瞬で吹き飛びます。

落差33mを誇る箕面大滝。「日本の滝百選」にも選ばれる、滝道のハイライト。

早起きして用意した、映え0点・味100点の手作り弁当。ソーセージと卵焼き、結局これなんです。

飾らないおかずでも、この景色があれば十分すぎるというもの。

迫力ある大滝を目の前に頬張るお弁当は、日々の忙しさを忘れさせてくれる最高の時間。

大滝前には、いくつかベンチが設置されている。

復路 | 大岩そびえる、プチ本格トレイル

帰りはメインルートを少し外れ、土の感触を楽しみながら、ちょっとした冒険気分で歩き出します。

これまでの舗装路とは一味違う自然豊かなトレイルが続く。

真っ二つに割れた巨大な岩の、その細い隙間を通り抜ける瞬間のワクワク感は、まさに冒険そのもの。

巨大な岩が垂直に裂けた「姫岩」。追手に追われた姫が祈ると岩が割れて身を隠せた、という伝説が残るパワースポットだ。

苔むした石垣の上に佇む、この建物。実は、アメリカから帰国した野口英世が母を連れて箕面へ旅行に訪れ、ここで水入らずの時間を過ごした場所でもあります。

旧・料亭「琴の家」。遠い異国から15年ぶりに帰った息子が、待ちわびた母へ最高の親孝行を贈った歴史的舞台。

冒険気分で歩いたプチ本格トレイルも、いよいよ終わりが近づいてきました。

柵の向こうには、岩だらけの渓流が広がる。

行きと同じ舗装路に合流すると、見慣れた景色が広がります。

ゴールの阪急箕面駅まではあと少しだ。

最後は名物・もみじの天ぷらを片手に駅へ。ポリポリと味わいながら歩みを進め、阪急箕面駅に到着すれば、今回のハイキングもついにゴールです!

無事に歩き終えた後のご褒美。もみじを揚げただけで、なぜこんなに美味しいのか……。

ルート詳細・お役立ち情報

横にスクロールできます
START / GOAL
阪急箕面駅
周回ルート
箕面駅 〜 大滝 〜 姫岩 〜 箕面駅
ROUTE NO.
35-10
距離
5.5
km
所要時間
2
時間
体力レベル
最大標高差
100
m
獲得標高
284
m

それでは改めて、今回歩いた「箕面大滝ハイキングルート」についておさらいしていきましょう。

距離約5.5km、所要時間は約2時間。ガチの登山装備は不要で、「スニーカーのまま、休日の散歩感覚でサクッと歩ける気軽さ」が魅力です。

公式マップでルートを確認

出典:ジャパンエコトラック

オレンジ色の線が今回歩いたルートの全体像。

単なる往復ではなく、行きは滝道の舗装路、帰りは自然豊かな山道という、まさに「1粒で2度おいしい」周回コースになっています。

公式マップはこちら

GPS機能付きの公式アプリも!

出典:ジャパンエコトラック

現地にはジャパンエコトラック専用の看板があるわけではないため、正直「ルート、こっちで合ってる?」と不安になるポイントもちらほら。そんな時に便利なのが、公式アプリです。

GPS機能によりマップ上で現在地をリアルタイムに確認できるほか、トイレや見どころ、残りの距離なども一目瞭然。

事前にマップをダウンロードしておけばオフラインでも使えるので、電波が届きにくい山道でも安心ですよ。

ジャパンエコトラックのアプリはこちら

お役立ちチェックリスト

トイレ:往路、復路ともに点在しているため、心配はいりません。

自販機:滝道沿いに多数。山道に入る前の「大滝周辺」がラスト自販機です。

服装:ガチの登山ウエアは不要。デニムなどの動きやすい普段着で十分楽しめます。

靴:舗装路と土の道があるので、履き慣れたスニーカーがおすすめ。(※ヒールやサンダルは非推奨)

持ち物:飲み物、(季節に合わせて)タオル。そして「もみじの天ぷら」用のお小遣いもお忘れなく!

まとめ

遠くの有名な山へ行くのもいいけれど、住んでいる街のすぐ裏に、全国に誇れるフィールドがある。これって、最高に贅沢なことだと思いませんか?

ぜひ皆さんも、スニーカーを履いて、この「1粒で2度おいしい」ルートを歩いてみてください。

それでは、次回の踏破レポートもお楽しみに!

あとがき
歴史スポットをさも知識人風に解説していますが、実際は「野口英世 箕面 なぜ」と検索し倒しただけの、ただの付け焼き刃です。

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